もしも、枝の中にあるものが折られて、野生種のオリーブであるあなたがたがその枝に混じってつがれ、
そしてオリーブの根の豊かな養分をともに受けているのだとしたら、
 あなたはその枝に対して誇ってはいけません。
誇ったとしても、あなたが根をささえているのではなく、根があなたをささえているのです。
 枝が折られたのは、私がつぎ合わされるためだ、とあなたは言うでしょう。
 そのとおりです。
彼らは不信仰によって折られ、あなたは信仰によって立っています。
高ぶらないで、かえって恐れなさい。
 もし神が台木の枝を惜しまれなかったとすれば、あなたをも惜しまれないでしょう。
見てごらんなさい。神のいつくしみときびしさを。
倒れた者の上にあるのは、きびしさです。あなたの上にあるのは、神のいつくしみです。
ただし、あなたがそのいつくしみの中にとどまっていればであって、
そうでなければ、あなたも切り落とされるのです。
 彼らであっても、もし不信仰を続けなければ、つぎ合わされるのです。
神は、彼らを再びつぎ合わすことができるのです。
もしあなたが、野生種であるオリーブの木から切り取られ、
もとの性質に反して、栽培されたオリーブの木につがれたのであれば、これらの栽培種のものは、もっとたやすく自分の台木につがれるはずです。
 

 ローマ人への手紙11章17-24節(新改訳第三版)